社会と休日

社会と休日

沖縄の年中行事

沖縄社会のありようは、他の日本の地域とは少し違っています。その代表的なものとして、先祖供養をおこなう年中行事の重要さというものがあげられます。 シーミーとお盆 先祖供養をおこなうお盆という行事は日本全国でおこなわれていますが、沖縄ではそれに加え春にシーミー(清明祭)というものがおこなわれます。これはお墓(沖縄のお墓は大きな規模で作られ、多人数でお祝い事ができるスペースがある)で親族が集まり、先祖供養と家族の健康を共に祝うというものです。沖縄社会において、親族の繋がりを強固にする役割も持っている年中行事でもあります。 また、お盆も通常の日本本土のものとは違います。まず日程が旧暦に沿っておこなわれます。そしてお盆の入り(ウンケーと呼ばれる)と中日(ナカヌヒーと呼ばれる)、最後にお盆送り(ウークイと呼ばれる)と3日にわたってお墓に集まりお祝いを執り行うのです。

社会と休日

慰霊の日

沖縄には、他の都道府県にはない特別な休日というものがあります。それが「慰霊の日」です。 戦争の悲劇を忘れないために 沖縄は第二次世界大戦で、日本唯一の本土決戦の場となった地域です。沖縄駐留の日本軍は1945年4月1日アメリカ軍が沖縄に上陸した際、一般市民も含めた徹底抗戦をおこなうことを決めました。しかし、アメリカ軍の兵力は圧倒的で、1945年6月23日に沖縄の司令官だった牛島満が自決したことにより、組織的な抗戦は終了しました。そして戦後「慰霊の日」がこの抗戦が終了した6月23日に定められ、沖縄県民はこの日にかつて亡くなっていった多くの戦死者に思いを馳せ、平和への誓いを再確認することとなったのです。